Sound Theatre…

見えない世界を表現するスペシャリスト達の競演…
声優と落語家
ピアニストにBreath(ヒューマンビートボックス)

そして、香りを使った演出
目には見えなくとも 心に浮かび上がる舞台
それがSound Theatre…

例えば、「朝」をイメージしたとします。
それは、カーテンから差し込む光かもしれませんし、けたたましく 
耳に響く目覚まし時計かもしれません。
鼻をつく、トーストの香りかもしれないし、口いっぱいに広がる 
コーヒーの味かもしれない。
あるいは、家から出た瞬間、頬に突き刺さるような朝の冷気でしょうか?
人は、何かをイメージする時、これだけ多くの情報を内包させます。
舞台…役者が演じ、観客は見る空間。
そこに、より多くの情報を加えよう。
言葉と音楽、そして五感を刺激する何か…例えば香りを使用しよう。
これが、Sound Theatreの出発点でした。

図らずも、日本初演の際、視覚障害を持っていらっしゃるお客様から
「もう二度と観られないと思っていた舞台を、もう一度観る事ができた」と
いうお言葉を頂き大変に感動しまして、それならば…と、
視覚障害を持っているお客様もご一緒に楽しめる舞台になればと考え
日々、試行錯誤しながら進めている新しいシアタープロジェクトです。
より多くのお客様に、同じ条件で楽しんで頂ければ幸いです。

脚本/演出 藤沢文翁